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ラケットコーティングとは

Last Updated on 2021年5月20日 by sakkiy

昔に卓球をされていた方には馴染みがないと思いますが今の時代はラケットにコーティングをする事があり推奨しているメーカーさんもあります。

最初からコーティングされてあるラケットもあったり下記のようなコーティング剤のようなのを販売しているメーカーさんもあります。

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コーティングの詳細は続きから↓

何の為にするの?

主にラケットに貼ったラバーを剥がす時にラケットの表面の木材にダメージがいかないようにする為です。

昔の有機溶剤(シンナーみたいなの)を含む接着剤が主流の時は剥がす時の問題はそんなになかったのですが今はそういった接着剤が禁止になったので接着剤にもよりますが接着力が強くてラバーを剥がす時にラケット表面の木も剥がれてしまう事があるんです。

 

逆に剥がれなさ過ぎてラケットの方にラバーの残骸が残ってしまう時もあります(笑)

そういったトラブルの可能性を下げてラケットを長く使えるようにする為にコーティングします。

 

メーカーさんによってはコーティングしない場合はラケットの補償はしないというメーカーさんもあったりします。

ラケットによっては最初からコーティングされているものもあったりコーティングは接着剤の時代の切り替わりを経験してない方は知らない方もおられますが割と重要だったりします。

 

主にそういった為にコーティングですがラケット表面を硬くして打球感やプレーに影響を与える為にコーティングするという方もおられます。

本来の目的とは違いますがラケットを削ったりするのと同じ感覚で加工という意味でコーティングをされる方もおられます。

その場合は結構厚くコーティングするので打球感やプレーに影響を与えない程度にコーティングする事も可能です。

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コーティング剤とは

簡単に言うとニスみたいなものです。

実際にニスを使って代用される方や透明のマニキュアを使って代用される方もおられます。

ラケット表面が木じゃなくそういったちょっとテカテカしたようなので覆われたらラバーが剥がしやすそうなのもイメージできるのではないでしょうか?

 

卓球用品じゃない物で代用も出来ますが安心と補償を考えると卓球メーカーさんが出している商品を使うのが良いと思います。

特に打球感やプレーに影響を与えたくない場合は卓球メーカーさんが出している商品がオススメです。

 

色々なメーカーさんがコーティング剤を商品として取り扱っていますが意外な事に取り扱っていないメーカーさんもあったりします。

接着剤によってはそういったトラブルが起こる可能性が低い商品も元からあったりするので自社でそういった接着剤を扱っている場合は不要とする場合もあるでしょうし売れないから廃番というパターンもあります。

 

卓球をしている方の中でも重要な割には正直そこまで全体的に浸透しておらず接着剤の切り替わり時期を経験してても接着剤を補助剤として使用されていなかった方はそこまで縁のなかった方もおられるので、そこまで売れる商品ではなさそうです。

 

今はペンの関連商品が廃番になるメーカーさんも続出しているので同様に必要な商品だけど売れないから一応扱っておくというのではなくバッサリ廃番になるというのは珍しくない事です。

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効果

ラケットへのダメージ

テカテカに塗れば100%防げますが、そこまでやるとプレーへの影響が出てしまいます。

プレーへの影響が出ない程度の薄塗でも実際に効果は結構あります。

 

薄くだとコーティングのムラや接着剤のムラによっては防げない事もたまにありますがコーティングなしと比べると傷は浅くなりますので買い替えないといけないくらいになってしまう事は殆どありません。

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プレーへの影響

厚くテカテカに塗れば表面が硬くなるので打球感は変わります。

球離れも速くなったりする事もありプレーへの影響も実際に出ます。

 

ですが結構厚く塗って見るからにテカテカに塗らない限りはそこまではなりません。

薄く塗れば影響は殆どありませんが全く少しの影響も与えたくない場合は薄く2度塗りまでが限度だと思います。

 

影響を出したい場合は透明のマニキュアなどの方がぶっちゃけ早いです。

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費用や手間

費用

卓球専用のコーティング剤は買うと大体は定価で1,000円前後しますがかなりの回数塗れますのでラケットを余程頻繁に買い換えない限りは何度も買う事はないくらいの量があります。

 

ですが逆に言うと頻繁にラケットを買わない方は専門店などでコーティングをしてもらうのもアリです。

大体100円から300円の間でしている所が多いですがスポーツ用品店ではなく卓球専門店や卓球場でないとそういったサービスがない事が多いです。

 

因みにウチは1面100円で行っています。

知っている所では1面200円の所や1面でも2面でも300円という所があります。

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手間

塗って終わりではなく乾かす必要があります。

渇くまでの時間はピンキリですが長いのでは10分以上かかるのもあります。

 

暇な時や作業の合間にする程度で行うのがオススメです。

特にムラが出来る場合は数回塗る事になるので渇くまでジッと見てるのはオススメしません(笑)

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動画

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