Last Updated on 2021年9月24日 by sakkiy
パラリンピックで音が聞こえないのって別に卓球に関しては関係ないんじゃないの?っていうようなご質問をウチのクラブに来てくださっている方からいただきましたので、今回は卓球の音の重要性について記事にしたいと思います。
卓球は個人競技なので試合中に周りとのコミュニケーションというのも必要ありませんし試合中のベンチからのアドバイスも禁止されているので一見は確かに音が聞こえなくても問題ないように感じるかもしれません。
ですが回転量を打球音で判断したり自分がどういったボールを送ったかを音で判断したりする時もあります。
とくに回転の見極めでは音は重要です。
打つ用具によって打球音は異なるので回転が掛かってても掛かってなくてもそんなに打球音が変わらないのもありますが、そんな中でも上級者になればなるほど細かい打球音の違いで最終判断をしている事だってあります。
一番打球音が違うのはスマッシュなどのミート打ちと言われたりするものとドライブです。
回転を掛けているのとそうでないのとなので対極の技術です。
でもドライブかどうかって見た目でも分かるんじゃ?って思うかもしれません。
下から出てたらドライブじゃないの?と…
ですが下から出てもボールを擦れず当たってしまっている時や乗せ打ちのような回転を掛けずに入れている時もあります。
まぁ乗せ打ちの時はスイングスピードでの見極めも出来るかもしれません。
ですが振っていて回転が掛かっていないのって結構音がないと難しいです。
あとは同じドライブでも回転量の見極めにも打球音で判断したりします。
ドライブだけじゃなく用具によってはツッツキ一つでも音が違ったりします。
自分自身が打ったボールも手に伝わる感触が一番ありますが打球音で同じように判断する事もあります。
逆に打球音より掛かってないなぁっていう事もあったりしますが(笑)
そんな感じで打球音が聞こえなくて卓球をしているのは結構凄いです。
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