Last Updated on 2021年1月20日 by sakkiy
前日記事では男子シングルの感想を記事にさせていただきました。
今回はそれの女子バージョンです!動画では卓球ニュースでどちらの話もしていました。
動画でもお話している内容もありますが女子の方を今回は深堀して書かせていただきます。
敬称略になる場合やあだ名で記載する場合、独断と偏見な意見もあると思うのでご了承いただける方は続きをご覧くださいませ。
まずはランクまでの結果です↓
今回の全日本は個人的には伊藤選手か早田選手の優勝と思っていました。
石川選手は決勝までは残りそうだけど優勝は全くないとは思わないけど厳しいと思っていました。
ですが何と世界ランク日本人トップの伊藤選手を破っての優勝!
試合も観戦させていただきましたが非常に粘り強く作戦も良かったと思いました。
粘り強さがないと出来ない作戦を取っていたようなので勝ち筋を見つけて対策をしてきたのではないでしょうか。
伊藤選手のスマッシュを粘り強く返球して粘って返すだけじゃなく要所では攻めて素晴らしい勝利でした!
石川選手は安定力のある選手だと思っていましたが、ここまでの粘り強さは見た事ありませんでしたし責めるタイミングが噛み合わなかったり作戦がハマらない、もしくは通用せず負けるっていうのが最近負け試合では多いように感じていたので、今回の勝利はかなり大きいと思います。
本人コメントでも周囲にももう通用しないと言われた事もあるというコメントがありました。
私も石川選手のスタイルは厳しくなってきていると思っていましたが、そのスタイルを大きく変えるのではなく更に伸ばしたような進化させたような印象を受けました。
海外選手に対しても威力のあるドライブ主戦の選手に対しても同様のスタイルでいくのかどうかを今後は注目して観たいと思います。
対する伊藤選手は凄い何かが悪かったという訳ではありませんでしたが気になる点が少しありました。
一番はスマッシュの威力が少し落ちていたように感じました。
というか落として入れる方を少し重視して打っている事が多いように感じました。
石川選手の粘りは驚異的でしたが勝負に行くスマッシュがいつもならもっと多いように感じました。
普通の選手なら威力のあるスマッシュでなくても決まるか次のチャンスになるかって事が多いかもしれませんが石川選手にはそこまで通用していないように見えました。
後は読みがそこまで当たらない感じと当たっても強打が少ない感じがしました。
伊藤選手の試合を観てて良く思うのは読みがバッチリ当たる凄さと相手のサーブを読んで回り込んでスマッシュで決める怖ろしさです。
ですがこの試合では読んで回り込む事がなかった訳ではありませんが回り込んでもドライブが多く何か今一つ勝負に出れてない感じがしました。
どんな相手にも向かっていって勝負に出て強気の印象が今までありましたが、それがそこまでこの試合では感じられませんでした。
試合不足の影響などもあるかもしれませんね。
伊藤選手はTリーグにも参戦してませんし実践は去年に再開した集中大会の国際大会くらいでしたからね。
対する石川選手はそれも出ているしTリーグも出ているしでまだ試合勘っていう部分では差があったのかもしれません。
準決勝の早田選手もTリーグには出てますが国際大会は出てませんでしたからね。
ただそれも含めて伊藤選手の選択ですから、ここは仮に差があったとしても仕方ない部分です。
他にも言われている事でいうと石川選手との試合時間の差と石川選手は伊藤選手の前に木原選手と対戦しているので良い練習になったっていう事です。
試合時間の件は直前に行われた準決勝で石川選手は39分、伊藤選手は64分だったようです。
25分の差があるので肉体的な疲れもそうですが試合なので精神的な疲労が何より大きいと思います。
ただ石川選手の方が試合をするのが後だったので決勝までの時間は伊藤選手の方がありました。
なのでここは取り方によっては逆にもなりますので個人的にはそこまで大きな影響はなかったのではと思います。
次に事前に対戦している選手が木原選手で良い表の練習、仮想伊藤選手の練習となったという件です。
伊藤選手も早田選手という左の選手と対戦しているのはありますが石川選手とはスタイルが違うのでまた対応は変わってくると思います。
この影響は多少はあったかもしれません。
ですが石川選手も当然対策して臨む訳ですから多少の影響はあっても勝敗にまで影響したとは個人的には思いません。
あの粘りはそんなちょっとやそっとの事じゃ出来ないと思います(^^;)
それくらい石川選手は凄かった!
そんな感じで決勝の2選手に関して私の独断と偏見で書かせていただきました!
熱く書きすぎて長くなりましたので女子編は2記事に分けて後日他選手の事も記事にしたいと思います(笑)
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