Last Updated on 2021年1月26日 by sakkiy
前回王者の宇田幸矢(明大)はシードのため初戦になる4回戦で鈴木笙(静岡学園高)に3-4(11-5、8-11、10-12、12-10、4-11、11-9、7-11)で敗退したようです。
試合後のコメントでは「勝つ自信はあったがコートに入った時の緊張感があった。思い切ってきた高校生に食らいつけず弱気になってしまった」とありました。
一体何があったのでしょうか…
実は昨年3月に腰痛があり5月に疲労骨折が判明したようなのです。
それで8月まで練習もできない状態で大会前はフィジカルトレーニングを中心にコンディションを整えてきていたとの事でした。
しかし「怪我してあいた時間を埋められてはいない」とのコメントも残していたようです。
明治大学とのOB対決でも水谷選手と素晴らしい試合をしていたので、まさかこんな記事を書く事になると私は全く思っていませんでした。
その怪我よりも個人的に気になるのは同日に明治大学所属の3選手が14日にチーム内に発熱者がいたことを受けて棄権となり、宇田選手は別行動だったものの14日の20時過ぎに連絡を受け出場が確定したのは当日朝だったそうなんです。
「今日の朝まで出られるか分からない中で準備してました」とコメントされていました。
こっちの方が不安で準備が出来ていなかったのではないでしょうか…
本当は試合に向けて色々と集中したい所なのに違う事も考えないといけなくなって影響が出たのではと個人的には思っています。
しかもシード選手は4回戦が初戦になるので、ある程度会場や雰囲気になれている選手と対戦する事になります。
特に今回は無観客という雰囲気もあり、色んなメンタル的な部分も影響したのではと…
こういった状況での全日本の開催に対してまた色々な意見が出るかもしれませんね。
今後に向けては「世界ランクを上げることが第1の目標。もっと練習して、自信を持ってプレーできるようにならないといけない。」とコメントしていたようです。
爆発力もあるプレーで昨年の全日本でファンになった方も多いと思います。
今後、今みたいな世界情勢が元に戻ったら活躍していく事に期待したいと思います。
※敬称略な場合があります。コメントは私が調べて出て来た内容になり直接インタビューした訳ではありませんのでご了承ください。
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