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東京オリンピック女子団体の感想

Last Updated on 2021年8月25日 by sakkiy

先日終了した東京五輪の男子シングルスの感想です。
動画では前半に結果を後半に振り返り感想をお話ししています。

結果だけ文字や画像で確認したい場合は先日記事をご覧ください。
私の独断と偏見だらけの感想文章をご覧いただける場合は動画下の続きからご覧くださいませ。

※敬称略の場合がございます。

決勝について

予定通りの決勝戦となりましたが日本はダブルスも好調で直近のシングルで伊藤は孫に負けてはいるものの、直近で負けてる方が有利な事もあるので結構期待していました。

ダブルスは勝ってほしかったですが惜しくも敗戦…
でも結構本当に惜しくて攻めにも行ってましたし実力的に拮抗していたので内容は素晴らしかったです。

で次のエース対決になるシングルですが孫を避けて来る可能性も考えてはいたのですが当ててきましたね…
伊藤にとってもチャンスと思ったのですが現実は厳しかった…

戦術的な部分も勿論あるとは思いますが孫の実力そのものが伊藤を上回っているような感じがしました。
正直、伊藤と孫は差がついてしまったと感じた試合でした。

強気で孫を当て来たのではなく普通に堅いオーダーとして当てに来たのかもしれませんね。
ダブルスに選択肢があれば日本も何か変えれたのかもしれませんが…

ですがダブルスは石川と平野ペアでも悪くなかったですし最善のオーダーと言えばそうだったのかもですしベンチメンバーがない試合でオーダーの駆け引きも少ないのでまぁ仕方ない敗戦だったと思います。

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個人的な注目国

中国

私以外も全ての人が注目している国だとは思いますが、今大会で次世代の孫と王がしっかり結果を残した事で暫くはまた安泰だと思います。
中でも伊藤と孫の差が出来たのが中国にとっては大きかったと思います。

団体を欠場した劉詩雯は引退するのかどうか分かりませんが、抜けてしまっても問題ないくらいになっていますね。
次世代がまだそこまでと思っていたのですが、そうでもなかったようです(泣)

ただ日本にとっては伊藤にとっては国際大会がなく中国選手のボールに慣れていなかったのもあるかもしれません。
あとは研究もそこまで出来ていなかったのかもしれません。

今後の国際大会はどうなっていくか不透明ですが中国にとっては国際大会があろうがなかろうが関係ないっていう話ですし下手したら、そっちの方が中国にとっては有利なのかもしれませんね(泣)

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韓国

実は私が一番注目していた国は韓国です!
日本との対戦は実質ないような状況でしたが中国以外に日本が最も負ける可能性があると思っていた国です。

結果はベスト8とメダル決定戦までも行けませんでしたが破れてしまったドイツ戦では申裕斌がハン・インに負けたのが痛かった…
崔孝珠が2本落とす可能性は想定内だったと思うのでダブルスを田志希と申裕斌が組むのは意外でしたが…

ですが中国に勝つ事を考えるとこのオーダーじゃないと勝ち筋がないので先を見越してのオーダーだったのかもと今大会が終わって考えるとそう思ったりもしています。

韓国は選手の選考もトップが責任をもって行っていて世界ランク関係なく選んでいますし、そういった国だったらそういった先を見越してのオーダーもあったかもしれません。

田志希はベテランに入ってきていると思いますが申裕斌は若手で結果も残っていますし崔孝珠が育ってきたら本当に驚異的な国になると思います。
あとは下に続く選手がいてるかどうかですが…

今後も注目な国だと思いますし今後は崔孝珠の成長と田志希がどれだけ落とす事なくやれるかを注目していきたいと思います。

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総括的な

日本の総括

優勝はしてほしかったし可能性はあると思っていました。
決勝までは予定通りでしたが中国との差は予想以上のものがありました。

石川選手はベテランに入ってきて落ちも感じる部分は出て来るかもしれませんが今回リザーブだった早田選手も控えていますし今大会では平野選手が結構復調な感じがあって今後に期待が持てそうな感じがしました。

世界ランクは今後方式が変わって平野選手は下がるかもしれませんが、そこからどれだけ伸ばして今の10位前後まで登ってこれるか、キープできるかが注目だと思います。
石川選手は分かりませんが今後は伊藤選手と早田選手が暫くの間は世界ランクがトップになると思います。

今大会も石川選手じゃなく早田選手をメインで出してほしいとの声も大きかったですが平野選手とのダブルスも凄い内容も良かったと思いますし大会前までは私もそう思う事もありましたが終わってみたらそこまで思いはなくなっていました。

石川選手はまだ引退はしないと思いますがベテランになってきて今後の試合の出場方針や調整方法など、そういった所に注目かと思います。
何にしても今回は全選手しっかりコンディションを合わせての結果だったと思います。

中国との差が思ったよりあったのはショックでしたが今後に期待したいと思います。

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大会全体の総括

五輪はITTFだけの判断で何かと出来ないとは思いますが団体戦はベンチメンバーがいてオーダーの駆け引きがあってほしいと改めて思う大会でした。
トーナメント表も全て角のチームが勝ち上がって来て番狂わせがなかったのも、そういった駆け引きがあれば変わるかもしれません。

卓球は個人競技ではありますが、やはり監督やベンチメンバーなどで結果が大きく変わる事も多々あります。
ただダブルスが1番なのは非常に良かったと思います。

ですがダブルスがあるのでカットマンはほぼ選ばれない事になりますしカットマンが2名いたらオーダーもほぼ決まってきますし相手は対策もしやすくなりますので、やはりカットマンなど特殊な戦型は選ばれにくくなると思います。

もちろん特殊な戦型とポピュラーな裏裏とのペアも世界的に全くない訳ではないかもしれませんが、まぁ基本はありませんよね。
卓球は多様性もあるので、そこを活かせれる魅せれるルールにしてもらいたいと改めて思いました。

日本以外の国のオーダーや選考を見ても傾向が殆ど同じですので、五輪もなんとか世界卓球などと同じようにベンチメンバーを増やしてもらいたいです。
大会としても全て角のチームが勝ち上がってくると盛り上がりに欠けると思うので今回も結局感があったのではと思いました。

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