Last Updated on 2021年7月16日 by sakkiy
アディダスの卓球参入と撤退の記事とミズノの卓球参入時の記事を先日書きましたが今回は両メーカーの差はどうだったのかという事を私の感想と私の周りの意見を合わせてお伝えさせていただきたいと思います。
あくまで個人的な意見なので実際どうだったかは分かりませんし私も含め私の周りは性格悪い人が多いので辛辣な意見も多いと思いますのでご了承ください(笑)
まずミズノさんが先に卓球界に参入して2006年から(多分)に対してアディダスさんは2010~2015年まで(多分)だそうです。
詳しくは各々の記事もチェックしていただければと思います。
まぁイヤな言い方をすればミズノさんが先なので様子見してアディダスさんも来たみたいな感じですかね…
今ではミズノさんの代表作になったブースターシリーズですが2007年に発売みたいなので、そういったのを見て参入を決めたのならタイミング的にも合いそう…
ですが逆の見方をすれば後で参入する難しさもあります。
どちらも大手スポーツメーカーなのでどうしても比較されてしまいますがミズノさんが広まってきているので期待されますよね。
実際にアディダス参入時はミズノさんが成功してきているからこその期待の声も多くありました。
求める期待が大きくなっていたと思います。
そして盛り上がっている状態からの参入で6年で撤退していて印象としては参入直前がピークで参入から徐々に下降して撤退みたいな印象を振り返ると思います。
ミズノラバーは当時バイトしていた卓球場と取引のある卓球屋さんが試打用として持って来てくれたのですがアディダス参入時はそれがなかったんですよね…
アディダスラバーは正直売れないって担当者の方はおっしゃってましたね。
アディダス参入時は私も他で雇われとかもしていたかもしれませんのでミズノ時とは他の卓球場で話をしたのかもしれませんが何にしても同じ卓球屋さんの同じ担当者の方がそうおっしゃってアディダス製品は試打する機会もありませんでした。
担当者の方が言うには他のメーカーの劣化版みたいなのがちょっと値段高く売ってるみたいな感じで本当にオススメしないみたいな感じで自分で買って使う気も正直全くなかったです。
ミズノ参入時も初速は悪くてジワジワだったので何だかんだでアディダスもジワジワ来るのかなぁと思っていたら撤退…
ミズノ製品と違って唯一無二みたいなのがずっとなかった印象があります。
実際私自身が本当に全くアディダス製品を使っていないので周りの意見だけですが他メーカーのラバーと同じくらいの性能なのに高い、劣化版を出してるだけっていうのを参入から撤退までずっと聞いていました。
ただ最近聞いた話ではラバーもラケットも1種類ずつくらいはそこそこ良いのもあったらしいです。
そういったのが周知されなかったのは宣伝力の問題も考えられるかもしれませんが絶対そこが問題っていう訳でもないと個人的には思います。
雑誌への宣伝は私は雑誌は全く読まないので分かりませんが強豪校に使ってもらえるように交渉に行ったりなど地道に活動はしていたようです。
なので実際一部の界隈では売れていたりっていう地域もあったそうです。
ですが一部の地域で売れても究極地元メーカーくらいの感じまでいかないとそれだけでは無理なんでしょうね…
広まっていない地域が多すぎるのと一部界隈から地道に少しずつ広めていくっていう時間の余裕もない状況だったのかもしれません。
あとはもっと特徴のある製品を出さないと認められないっていう厳しい状況もあったと思います。
そこそこ良いくらいでは従来メーカーでいっかってなったり冒険できなかったりっていう状況じゃないでしょうか…
今でこそイマイチだったらネットで個人で売ったりも出来ますが当時はそこまで手軽ではなかったと思いますし買い換えたら次に買い換えるまでは我慢して使うっていう方が多かった中では余程の良い噂が広まらないと売れない状況だったんだと思います。
ミズノさんは宣伝は分かりませんが製品的にはそこを乗り越えて来たのと卓球への本気度っていうのも違うのかなぁと何となく私は感じています。
ブースターっていう表ラバーで結果を出した所にそれを感じます。
否定派の中には使用者の多い裏から逃げたっていう意見もあるのですが、こだわりのある方が使用者に多い所で結果を出すのは難しいと思います。
そういったユーザーがイマイチと思えばほぼ終わりです(笑)
アディダス製品は裏ラバーが多かったようですが収益を考えれば裏ラバーの方が表や異質と比べてシェアが違うので勝負に行くのは普通だと思いますが、そういった選択やラバーが他メーカーに似ているという事も含めて無難すぎたのかもしれませんね。
私もそうですが卓球は変な人も多いので(笑)
無難な選択肢は他メーカーにあるので新規参入となると無難勝負は出来ない状況なのかもしれません。
そういった変な人と向き合っていかないとなのかもしれません(笑)
結局ミズノさんはブースターで名をはせてGFシリーズは知る人ぞ知るって感じにはなっていますが唯一無二感があってリピートは多いですからね。
裏ラバーも情熱をもって開発してきたのを感じられます。
ミズノさんは製品は少ないのですが少数精鋭っていうイメージがあります。
そういった所が明暗を分けたのかなぁと個人的には思いました。
実際はどうだったかは本当に分かりませんけどね(^^;)
ですがラケットよりラバーで公認を取るのはかなり難しいらしいので次にそういったメーカーが参入する時は時間をかけて頑張ってもらいたいです。
逆に成功しているメーカーと失敗しているメーカーがあるのである程度のビジョンを描けるのは良い状況かもですけどね(^^)
ラケットは情熱のある方が有志でやっているような感じもあったりするみたいなので、ラバーもそんな感じで公認が取れたら違った盛り上がりは見せてくれるのかもと思ったりもするんですけど…
加工物っていう所の問題もあるのかもしれませんね…
木材はやれる範囲が限られてるけど、それこそラバーの後加工もしている人いるので何されるか分からないっていう部分もあるのかも…
まぁ何にしても次に日本のメーカーか日本で展開しているメーカーが参入するにに期待!
アディダスさんの再チャレンジも待ってます!
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