ホーム » 感想 » WTT感想 » WTT2021中東シリーズ2大会の感想・・・日本男子編

カテゴリー

open all | close all

WTT2021中東シリーズ2大会の感想・・・日本男子編

Last Updated on 2021年3月19日 by sakkiy

世界ランキングも動く久しぶりの大会でした。

世界情勢的に集中で2大会開催となってしまいランキングへの影響への意見もありましたが動いていく為には仕方ない事だったと思います。

 

五輪も近付く中、男子はメダル獲得に向けてどういった内容になるか気になっていました。

個人的な分析と感想や主観が大いに含まれ上から目線の意見もありますのでご注意ください(笑)

※敬称略の場合があります。

五輪選手

水谷準

スターコンデンダーの方にだけ出場でしたがTリーグのププレーオフファイナルも首の痛みで不出場もありましたし腰や目の状態やどのコンディションが非常に気になっていました。

3回戦で変則カットマンのフィルス選手に3-0で敗退してしましましたが最近の状態的にカットマンとの対戦は厳しいのかと感じました。

 

元々ラリータイプで粘りもあり上手さもある選手なのでコンディションに問題のない頃はカットマンに対して特に分が悪いという感じもなかったように思いますが長期戦は厳しいかもという部分は気になります。

 

五輪はシングルスの出場はないので、そういった部分を考えると水谷選手が結果を残してくれる為にはそれがプラスになるのかもと思いました。

コンディション次第とは言われていますが練習もコンディション次第となれば実力の維持も大変でしょうし次に五輪までに国際大会があれば、そういった部分も含めて注目だと思います。

目次に戻る

張本智和

コンデンダーでは苦手な荘智淵選手に3-0で勝利しましたが準決勝では惜しくもオフチャロフ選手に2-4で敗退してしまいました。

ですがスターコンデンダーでは苦手な鄭栄植選手に3-0で勝利し準決勝ではオフチャロフ選手との再戦も4-2で勝利し水谷選手を倒したフィルス選手に決勝で勝利し優勝しました!

 

オフチャロフ選手に対しては直近で負けていた事もあり大きな実力差がない場合はすぐ試合をする場合は直近で負けていた方が有利なので勝利したとも取れますが修正や対策が出来た結果だとは思いますし何より苦手選手に勝利していたのが好印象でした!

 

スターコンデンダーの方がポイントも大きいですし五輪の第4シード以上を獲得するに向けて、また本番で結果を残すのに安定力は気になる所ではあったのですが今大会ではそういった不安も感じさせず非常にポジティブに感じました!

目次に戻る

丹羽孝希

水谷選手と同じくスターコンデンダーの方だけの出場でしたが初戦でツボイ選手に3-0でまさかの敗戦・・・

点数的にも4.4.5と厳しい試合でした。

 

ツボイ選手も日系ブラジル人選手で頑張って実力も維持している素晴らしい選手ではありますがランク的に見ても簡単に負けたら困る相手だと思います。

丹羽選手の場合はスタイル的にポロっと負ける事もあるので、それは仕方ない事だと思いますが最近はその傾向が強いように感じています。

 

五輪への不安ポイントはそこだったのですが今大会では払拭されず世界ランクのポイントも稼げないと五輪本番のシードも厳しくなり上位進出が難しくなる事も考えられます。

特に選考方法として賛否両論ある中で選ばれた選手なのでプレッシャーもかかるのではないでしょうか。

 

周りのケアなども重要だと思いますし五輪までに国際大会があれば次こそは格下には負けない結果を出してもらいたいです。

バックのラバーを試しているという影響もあったのかもしれませんので、それ次第という部分にも期待しています。

目次に戻る

五輪選手以外

森薗政崇

コンデンダーでは1回戦で安宰賢選手に負けてしまいスターコンデンダーでは2回戦アルナ選手に1-3で負けてしまいましたが予選から勝ち上がり実力は出せたのではないでしょうか。

実力が落ちてきたり若手に抜かされたり色々とありそうな年齢に差し掛かりつつあると思うので、そこまで悪くなかったのではないでしょうか。

目次に戻る

及川瑞基

スターコンデンダーのみの出場ですが予選でドリンクホール選手に敗退し本選進出ならずでした。

実力と実績のある選手に敗退しましたが全日本王者としては勝ってほしい選手ですし安定力だけでなく爆発力も付けてほしいです。

目次に戻る

宇田幸矢

コンデンダーでは趙大成選手に惜敗しスターコンデンダーでも予選を勝ち抜いたのは流石ですがエジプトの選手に負けてしまい全日本を制した選手としては物足りない結果だったかと思います。

世界ランクも20位以内にはすぐ入れると関係者からも期待されているようなのでWTTが継続的に開催されるようになってからが本当の勝負という感じでしょうか。

目次に戻る

ダブルス

及川瑞基・宇田幸矢ペアが出場していました。

デューダ・オフチャロフペアに勝利したのは驚きましたが準決勝でロブレス・オビディウの異国ペアに惜敗してしまいましたが、この異国ペアは決勝で負けはしましたが大接戦と意外に良いペアだったのかもしれません。

 

及川選手はダブルス向きなスタイルでしょうし宇田選手も上手さもある選手なので良いペアなのかもしれませんね。

今後のペアの組み合わせもこの感じでいくのなら期待できるかもしれません。

 

ただ今回は五輪で団体戦で組むと言われている水谷・丹羽ペアが観れなかったのが残念です。

見方によってはダブルスは捨てでいく事が確定したとも言われていたり・・・

 

私としてもダブルスで余計な労力を割かずにシングルスで結果を出して良いシードを得る為に今大会に臨んだと思っているので、ダブルスはほぼぶっつけ本番でほぼ捨てになる事が現実味を帯びてきているような気がします(^^;)

目次に戻る

詳細結果リンク

コンデンダー

スターコンデンダー

目次に戻る


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

レビュー記事更新
要望記事更新