Last Updated on 2021年9月21日 by sakkiy

もう直接的なタイトルにしちゃいます(笑)
これまで殆ど変わらない選考方法だったのが変わる事になったのに結局って事だったので愚痴りたいと思います。

卓球は個人競技なので順位が決めやすく国内大会で決めても公平性があって一見合理的で何がダメなの？って感じになると思います。
気にもしていなかった方も多いと思います。

ですが国際大会ってその国内大会で対戦した選手とまた違った選手と対戦する訳です。
国際大会を勝つのに必要なのは国内大会の経験や結果じゃないです。

もちろん国内大会を勝ち抜いた選手は実力のある選手で間違いはないのですし国内を勝ち抜いた国内最強の選手が世界に挑むので、その国内最強の選手が負ける相手には結局みんな100％じゃないにせよ、ほぼ負けちゃうんじゃないの？みたいな感じで思う方もおられると思います。

ですが実際はそうじゃない事もあったりします。
国際大会で必要なのは対応力や応用力です。

国内大会は言ってしまえば、やり慣れてる選手同士の戦いも多いです。
やり慣れているから勝てるっていう事も結構あったりします。

一般人でも似たようなパターンはあり部内リーグやチーム内では強いみたいな感じです。
対外試合だとそこまで勝てないみたいな感じですね。

対外試合だと初見の相手への対応や緊張も違うでしょうし仲間内でやるのと色んな意味での違いがあります。
サーブレシーブなんてまさにそうですよね。

仲間内には効かないけど外に出たらめっちゃ効くサーブとかだってあると思います。
トップ選手でもそれと似たような事なんです。

次の五輪への選考は国内の選考大会みたいなのを多数開催して代表を決めるみたいな話もあるのですが、それをやればやるほど慣れ力が強い選手が勝ち上がっていく事になります。

もちろん最低限の実力はある前提の話なので国際大会に出たから全然ダメな選手が選考されるっていう訳でもありませんし、こういった決め方をしても問題ない事も可能性としては充分あります。

ですがそうならない可能性もあるので、もっと広い視野で総合的に考えて選手を選考しないと今は良くても衰退していくと思います。
そうじゃないと強化方法なども今後見えてこなくなったり方向性が違ったりして大失敗になるのが怖いです。

今は裏裏でも色んなスタイルがありますし国内大会だけでは分からない事はたくさんあります。
逆に国内では効いたのに世界では効かない事もあるかもしれません。

なので国際大会で勝つ選手を選ばないといけないのに、そういった分析をせずに単純な方法で選考するのは危ないと思います。
私は結構前から選考に関しては言い続けていて、かなり賛同は得ているんですけどね…

まぁ私が言い続けてもっていうのは置いといてください(笑)
ですが賛同を得ているっていうのは納得はしてもらえる内容や理由であるという事だと思います。

卓球は個人競技なので監督の一存で決めるっていうのは難しいと思うので客観的にも納得できるような選考ルールを作ってもらいたいです。
それが今回の国内選考だったのかもですが単純すぎると思います。

例えば独自でＴリーグのような選手ランクを作って〇ランクに勝てば〇ポイントなど分析や複雑性など手間は出てきますが手間をかければ納得を得られる可能性も上がると思いますし明確な理由も出てきます。

全員が納得するのは難しいので選手からの不満も出るでしょうけど、その意見に対して改善の余地があれば改善しないとですが、そうじゃない内容だったら合理性がどれくらいあるかの話なので真剣に分析して手間をかけていれば合理性で上回られたり論破されることは殆どないと思います。

選手からの不満や要望は柔軟に受け付けるスタイルで意見交換もしやすくして色々と変えていけば徐々に形になっていくと思います。
まぁ今回は国際大会が不透明などの理由もあって国内大会にしたのもあったみたいですがゼロになる訳じゃないので国際大会の結果や内容は重視してほしかった…

プラスアルファで参考程度や小さなポイントで国内大会をやりますってのだったら全然問題はないしプラスだと思うんですけどね…
選手も試合が変に多いとコンディション調整も大変でしょうし大会が多くなりすぎても問題だとは思いますが(^^;)

これはあくまで私の意見なのでこれが正しいって訳でもないですから色んな意見があって当然だと思いますし国内大会でも私が発想できないような合理的な理由があるかもしれませんが、そういった話が出てこないんですよね…

一応は国内大会など今までの選考方法も少し理由などに触れたりするのはあったりするのですが、その内容が最初から責められない為の理由みたいな感じで強化や発展に繋がる感じがしないんですよね…

私ごときが何を言っても書いても変わりませんが、そういった意見に触れる事で皆さんの考えるキッカケになるかもしれませんし、そこから色んな考え方の人が増えていつか何かが変わるかもしれませんので愚痴らせてもらいました。

まぁ基本ベースが愚痴りたいっていうのは秘密です(笑)