Last Updated on 2022年9月2日 by sakkiy
今回は場合によっては悪質な卓球屋裏話になります。
今の接着剤は水溶性で有機溶剤を含まないので場合によっては剥がしにくかったりします。
ラケットにコーティングをせず接着して貼り替える時に剥がす時に一番最悪なパターンだとラケットの表面の木が剥がれて使用や打球に影響が出るほどになる事があります。
これはラケットの木材接着不良などのメーカーさんの責任ではないので補償対象外になります。
そもそも卓球用品に補償がないと思っている方も多いのですがメーカーさんの責任の場合はちゃんと補償してくれます。
補償方法は色々あってメーカーにもよって異なりますのでここでは省かせてもらいますが補償の条件としてしっかりコーティングする事が条件となっている場合があります。
ですが殆どの方はそれを知りません…
それは販売店さんが説明してくれないからです(泣)
大きなスポーツ用品店は卓球の専門知識がない店員さんも多いので、悪意なくコーティングの説明をしない、というか分からない場合もありますが卓球専門店はコーティング剤も扱っているので知らないはずないですよね…
メーカーさんによってはラケットの箱にちゃんとそういった注意事項の書いてある紙を入れてくれている所もあるのに、その紙をお客さんに渡さずに捨てちゃうんですよね…
接着剤によってはそこまで剥がす時に苦労しないものやトラブルになりにくいものも確かにあります。
そういった接着剤で貼っているからコーティングの説明はわざわざしないっていうのも店員さん側から聞いた事があります。
ですが、お客さんが今後もずっとその店でその接着剤で貼るという保証はありませんよね。
その時は不要かもしれませんがお客さんへの説明はしっかりするべきです。
メーカーさんも補償したくなくて条件を付けている訳ではありません。
条件を付けないといけないくらい、コーティングをしない時のリスクは大きくあるという話です。
実際にメーカーさんに対応してもらった事は何度かありますが補償までの流れや補償の内容はメーカーさんによって違いはあるものの、ちゃんとしっかりとした対応をしてくれます。
更に悪質なのが補償を知らない事が前提で実際にそうやってラケットが破損した時にお客さんが持って来ても知らぬフリで新しいラケットを買わす事も…
お客さんも知らないので疑うことなく仕方ないという感じで買い替えたり…
ウチに来てくれている方々もウチで説明を聞いて初めて知ったという方ばかりですし実際にそういった破損で何度か買い替えている方もおられました。
コーティングの説明は別記事に記載してますので興味ありましたら参考にしていただければと思います。
後日、なんで卓球屋さんはコーティングを説明したがらないのかをまた記事にしたいと思います。
破損した方が売れるからって理由以外にもいくつか理由があったりします。
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