VICTAS ヴィクタス卓球VJ＞07 リンバー Limber 卓球 ラバー 裏ソフト 裏ソフトラバー テンション系 スピード系 前陣速攻型 スピード コントロール0207210040

価格:3,388円
(2022/6/13 17:44時点)

メーカーからの情報　

説明文

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指標など

弧線の高さ：5.7
スピード：9.2
ドライブの精度：7.5
シートの強さ：6.3
反発：9.3
硬度：40±3
製造国：日本
厚さ：1.8, 2.0, MAX
スピード系テンション裏ソフト

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打つ前の情報　

イメージ

ラバー名がV ＞〇〇じゃなく、VJとなっているのが気になります(笑)
が恐らく日本製だからだと思います。

ドイツ製が主流となっている中で日本製という事で、また違った感じのラバーになっているのではという期待があります。

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シート

触った感じは引っかかりが強くなさそうな、むしろ引っかからなさそうなシートに感じます。
アンチとまでは言いませんがサラっとしててキュっと引っかかる感じが全然ないです。
吸着保護シートも吸着しにくかったです。

粒形状は真っすぐで低くてギッシリ詰まってるように見えます。
機械での切断跡を見てもシートが白っぽくなっているという感じでちょっと硬そうです。

スポンジ

クリーム色っぽい感じです。
気泡は動画で見ると全く分からないくらい細かく詰まっています。
気泡で柔らかいのではなくスポンジそのものが柔らかい感じです。

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使用感　

回転

回転の最大値も低いし自動回転力みたいなのも感じませんでした。
もちろん裏なので全く掛からないっていう訳ではありませんがスポンジに食い込む感も柔らかいラバーにしてはそんなにないです。

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スピード

メーカー指標：9.2

軽打ではそこまで感じませんでしたが、しっかり振れば結構出て最大値が指標っていう感じがしました。
反発力も指標では9.3と高いのですが、何でも吹っ飛んでスピード出る感じではありませんでした。

ある程度の力を加えると出るのでスマッシュではその性能を発揮しやすいと思いますしメーカー説明にもある「ミート打ちを得意とするプレーヤーに合う」っていうのは納得です。

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コントロール

メーカー指標：9.3(反発力)

反発力の数値が高いっていう事は弾むっていう感じでコントロール悪く感じるかもですが何でもかんでも弾む訳じゃなく、ある程度の力を加えないと指標のような反発力は感じないので軽打などコントロール重視での技術は問題なく、むしろコントロールが良い方のラバーに感じました。

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打球感

硬度：40±3

柔らかいスポンジの割には柔らかい打球感がそこまで感じられませんでした。
シートも食い込む感じがそこまでなくスポンジも目が詰まってるからか食い込む感じが硬度の割には感じませんでした。

もちろん硬い打球感っていう程ではありませんでしたが一般的な硬度40と思っていたら全然違うと思いますしスポンジもシートも相まって独特な打球感に感じました。

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技術使用感　

ドライブ

メーカー指標：7.5(ドライブの精度)

シートが掴む感じもなく柔らかいラバーの割には食い込む感じもなく自動回転力で収まる感じはありませんでした。
ただ弾みもあってか意外と収まりは悪くないです。

収まりだけを考えたら指標も納得の数値ですがドライブの回転力としての最大値は低く、勝手に引っかかる感もないので、ある程度ドライブを振れる掛ける感覚のある人だったら収まりも悪くないっていう感じです。

ただ柔らかいラバーでありがちの、しっかり振ると潰れて逆に持たないという事は殆ど感じませんでした。
中硬度くらいの感覚では使えるかもしれません。

ループは自分から回転を掛けるのが前提なのでまぁ普通っていう感じで弾道のコントロールなども悪くなく、これも指標通り良い感じがしました。
スピード系は良い言い方をすれば回転のないドライブも打てますが…

スピードのメーカー指標は9.2と高めでしたが最大値はドライブだとしっかり振っても、そこまで速くは感じませんでした。
平均よりは少し上くらいかなぁとは思います。

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スマッシュ

柔らかいラバーで打ってる感覚はなく食い込んで少しもって安定して収まってくれる感じもありませんでした。
しっかり弾く技術力は必要ですが、その変わり勝手に回転が入る事もなく弾けました。

メーカー指標のスピードや反発はスマッシュだとかなり感じられました。
スピードもあって勝手に回転も入らないので待ってる所に打ってもある程度の決定力はあると思います。

ただ軽打や体制が崩れた時の誤魔化しなどは難しく手打ちみたいになってもある程度は弾く技術力が必要です。
打ちやすい感じはないですが、しっかり弾けば回転に対しての鈍感さはあって角度打ちも良かったです。

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ブロック

力が掛かれば弾みがあるのでどうかなぁと思っていましたが意外と相手からの力ではそこまで弾みは出ずに収まりは結構良かったです。
勝手に食い込んで相手の威力に負けるっていう事も感じませんでした。

カットブロックは切れないので難しいですが回転を無にするナックルブロックは非常にしやすくて、しっかり回転を中和してナックルにしやすいだけでなく収める安定力もありました。

伸ばすブロックはしにくくて、やはり自分から回転を掛けるのは難しく感じましたがブロックは普通のブロックとナックルブロックで充分な差を出せて収まりも良いので総合的には良いと感じました。

カウンター

前で相手の威力を利用するカウンターは収まりも良く威力に負ける感じもなく良かったです。
自分からいくカウンターもシートが潰れないので期待感はありましたが、やはり回転が掛からないからか微妙でした。

収まり自体は悪くなくシートが潰れないからっていう部分は感じたのですが回転が掛からず行くボールがショボいのでリスクを負って自分から振る必要性がそこまでないラバーに感じました。

柔らかいラバーの中では威力負けしない所も良くて自分から振った方が少しスピード感も増しますが相手の威力を利用して収めるだけでもスピードもそこそこ良いですし方が変に回転が掛からず取りにくいボールが行く事もあるので前でするなら、それでそこそこ充分だと思います。

下がった時は引き合いは収まるけどシンドイです。
逆襲の展開には持っていける感じがしませんでした。

下がったら引き返すよりスマッシュ系の弾きカウンターで一発狙った方がチャンスあると思います。

サーブ

シートの独特な質感もあって出しにくかったです。
そこまで切れず頑張って切っても狙った所に中々いかずコントロールも難しかったです。

シートが滑るまで言うと大袈裟ですが回転を掛けにくい影響がかなりあると感じました。
他の技術でも感じていた部分でしたがサーブが一番それを感じました。

ナックル系のサーブは問題なかったのでナックル上やナックル下の変化でサーブを組み立てている方はそこまで影響がない程度かもしれません。
しっかり切るサーブだけ問題に感じました。

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台上

フリック

軽いナックルフリックでも充分なスピードが出ますが、軽打すぎると弾みがないので中軽打くらいの力加減が必要に感じました。
その力加減が出来れば、ある程度の安定力はあって回転も勝手に入らずナックルで行くので良かったです。

弾くフリックはスマッシュと同じで特にしやすい訳じゃありませんが、スピード感は良かったです。
軽くでも中軽打で弾かないとなので軽打より力を加えるのでスピード感が良いのは当然かもですが、それを考えても良いスピードは感じました。

回転系は持ってくれる感がなく伸びるようなフリックは出来ませんでした。
しかも安定を求めて回転系をしても逆に回転が入らなさすぎて不安定になるくらいの感じもしました(笑)

しっかり回転を台上でも掛ける技術力があれば回転系で安定させれるのかもしれませんが、それくらいの技術力があったらもっと強いボールが打てるラバーも扱えると思います(^^;)

ツッツキ

力を加えない限り弾みがそこまでないのでストップはしやすくて変に食い込まない分回転の影響も受けないからか、割とどんな回転でも精度は高く出来ると感じましたが食い込んだ加減のコントロール感が好きな方は逆に不安定になるかもしれません。

ナックルツッツキも勝手に回転が掛からない分、非常にしやすくて本当にしっかりナックルでいきますしコースも狙う精度的にも良くて押すツッツキは非常に良かったです。

ただ普通のツッツキがちょっとし難かったです。
シートの食い込みがなく勝手に食い込んで入ってくれる感がありませんでした。

自分で切りに行く必要があって単純に台に入れるだけなら大丈夫ですが、ある程度コースや高さを調整したり相手の回転量に合わせてそれをしていくのが難しかったです。

チキータ

かなりやり難いです。
軽く横からとるチキータもどきはまず食い込みがなく掛かってくれない上に軽くだと弾みもないので安定しない…

しっかり回転を掛けにいくのはシートが潰れない分いけるかもと思っていましたがそうでもない…
力加減が難しく力を加えすぎると弾みが出て来るので安定せず入ってもそこまでの回転量はなく少し曲げれる程度でした。

スピード系もスピードはまぁ悪くありませんが伸びる程の回転を入れる事は出来ませんでしたし安定力もなく全体的に厳しかったです。

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男女差　

男性

下がって打ち合う事が女性より多いと思いますし下がって打ち合うプレーに憧れてる方も多い中で全く逆方向のプレーに向いているラバーになるので、意外と勝っていけるラバーかもと感じました。

もちろん戦型や戦術が合えばの話ですが…
男性は特に下がって打ち合う憧れを捨てれるかも重要です(笑)

女性

表に近い使い方が出来ますしが表よりは球離れが良い訳ではないので、ある程度自分から弾く技術やスイングスピードがあればオススメしやすいラバーになると思います。

切れたツッツキ合いの中でナックルを出したりで展開も作れますしツッツキ合いが多い場合もチャンスが作りやすいかもしれません。

40代女性Nさんの意見↓

バックで表を貼って打つより異質っぽくナックルブールを送ったりして変化を出して展開を作ってフォアで強打するという異質っぽい戦型というか戦術というかを主としています。

バックで、もう少し変化の幅がほしいと思って裏に近い表も使用しましたが表の良さもやはり消えてしまうのがあって悩んでいましたがレビューを見て相談して思い切って裏のこのラバーに変えてみました。

表の時より技術力は必要でナチュラルな変化という感じはなくなりましたが、しっかり変化の幅は出せて裏だから相手もとまどうっていう事もあってか結構効いていて嫌がられるようになりました。

女子の試合はカットマンやツッツキマンも多いですし普通にツッツキ合いになる事も多いので表の頃よりある程度切って普通のツッツキ合いをしてからナックルを送ったりも出来るので上手くいけばツッツキ合いだけで得点を取れたりするようになりました。

今までは表で最初だけ効いて後で慣れられるというのもあったり表のナチュラルな変化頼みでとりあえず収めてミス待ちみたいな所もありましたが、これは自分自身で操作して変化幅が広いので試合終盤でも問題ないです。

技術力は必要になるのは確かに感じますしツッツキの多い女子ならではかもしれませんがバック異質っぽい使い方もありだと思います。

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オススメ　

使い方

ドライブ系で使うラバーではないと感じました。
弾く系や回転を掛けない技術で使うのに最適だと思います。

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戦型・戦術

本格的なスマッシャーの方にオススメです。
表と似たような戦型で使ってもらえると思います。

メーカー説明にもある前陣速攻でも良いと思いますが中陣スマッシャーの方にもオススメしたいです。
後陣では何にしてもシンドイと思います。

メインは回転を掛ける技術よりナックル系の技術で浮かせてスマッシュみたいな戦術に合っていると思います。
回転はかからない訳ではありませんが、ちょっと変化を付ける為のサブ程度で考える戦術にオススメです。

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使用者レベル

柔らかいラバーですが初級者向けには感じません。
回転が掛けやすい訳でもなく弾く感覚も掴みやすい訳でもなく、ある程度弾く技術があるのが前提でのオススメになるので中級者以降の方にオススメです。

中級者の中でも戦型が固まっていない場合や戦術が一貫していない場合はあまりオススメできないので、ある程度そこが決まっている方にオススメです。

オススメ度

ドライブを主として使うなら、このラバーを選ぶメリットはありません。
上記の戦術や戦型に合う方だけにオススメです。
ハマる方にはハマると思う面白い尖ったラバーに感じました。

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総合評価　

良い部分

回転を掛けなければコントロールも良く勝手に回転が掛からないのでナックルも出しやすい所。
尖った性能なので合う方にはバッチリだと思います。

悪い部分

裏らしくないラバーという感じで万人に合う訳では全くない所。
回転系が何をしてもダメな所も大きいです。

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レビュー動画　

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