Last Updated on 2023年11月30日 by sakkiy
基本は4S1Dの方式でSSDSSの順番に行われて6人で出場する事になると思います。
私の中学時代もそうだったのですが大体は強い順にシングルスに出て5番手6番手でダブルスを組んでいる事が多いと思います。
今回は戦術的な話で必ずしも、これが良いとは限らないんじゃないかっていう私の考えを記事にしたいと思います。
団体戦で勝利する事が目的の考えで顧問の方に質問されたので記事を見かけた方も参考になれば幸いです。
シングルスに強い選手を出すのは当然シングルスを主とした考えでオーダーも決めやすいでしょうし何より強い選手をダブルスで2人消費すると勿体ないからシングルス枠は強い順で決めた方が勝つ確立が高いんじゃないかっていうものあると思います。
卓球経験者の方が顧問でも未経験者の方が顧問でも大体シングルス主体の考えが多いように感じますし日本代表の団体戦もシングルス主体のオーダーが殆どなのでスタンダード的な考えではあると思います。
私も1番手2番手をダブルスに起用するのは基本的にはないと思っていますが3番手以降は状況に応じてダブルス起用もアリだと思います。
団体戦なので3本取れば勝ちなので極論ですが1番手2番手が勝利すれば残りの選手で一番ダブルスが強い組み合わせにすれば勝率が高くなるっていう感じです。
ただ1番手2番手が負けてしまえば勝率は一気に下がるので無難な考え方ではないのは確かだと思います。
普通にやっても勝てる可能性が低い相手に対してが一番オススメな考え方です。
僅差の相手に対しても状況によっちゃ勝てる可能性を上げれる事があるかもしれません。
ただこれは選手層にもよるという感じです。
大体どこの学校も1人2人は部内でもほぼ負けない選手が居て、あとは全員その日の加減で勝敗が決まるっていうパターンが多いと思います。
そういった場合は結局は1番手2番手が負けると団体的にも勝率がグッと下がるので実質的にそこ頼みになっている団体ならダブルスを良いペアにした方が勝率が上がるのではと思います。
良い試合をするのではなく勝つか負けるかっていう感じです。
良い勝負をしても負けは負けなので勝つ可能性を上げるっていう考え方ですね。
ただ勿論3番手以降の選手のレベルや異質など戦型やタイプにはよるので必ずしも、この考え方が良い訳ではありませんが公立の学校では中々何人も強い選手が揃うっていうのは中々ないので当てはまるパターンは少なくないと思います。
ダブルスも異質を入れるペアとそうでないペアとか2パターンくらいはあっても面白いと思います。
ただこの考えはダブルスの練習を普段から多少はしておかないと、あまり成り立たないので練習時間が削られる可能性があるデメリットもあります。
ですがダブルスも日頃から多少は練習しておかないと仮に5番手6番手で組むとしても順位が入れ替わった時に困るので実力がある程度近い選手同士で定期的にランダムで組んで練習したりサーブレシーブや軽いラリー練習くらいは日頃からしておくのもオススメです。
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