Last Updated on 2021年6月10日 by sakkiy
接待ゴルフとかって良く聞くと思いますが、それって良くあるイメージでは取引先の社長の機嫌を取って良い契約をしてもらう為みたいな、そんなイメージをお持ちの方が多いと思います。
じゃぁ卓球の接待レッスンって何かというと簡単に言えば気持ちよくさせて次も来てもらうみたいな感じです。
上達させたような気分にさせるっていうのが多いです。
レッスンに来られる大体の方が試合で勝ちたいから、他で卓球をした時に良い所を見せたいからなどレッスン中やその卓球場内での話じゃなく外で卓球をした時の為にレッスンを受けていると思います。
上達しないと思ったら他の卓球場のレッスンを受けようとか教室を移籍しようって思う方もおられると思います。
そら結果が出なかったらそういった選択肢が出てくるのも当然だと思います。
ですが指導者の立場からすると上達させるのは難しいですし中々簡単にはいかないです。
少し上達させるくらいは初めてレッスンに来られる方に対してなら割と出来たりしますが芯から上達させるのは難しいです。
特に高齢になればなるほど難しいですからね…
そういった時に継続してもらう為の接待レッスンなんです!
レッスン中は上達した気持ちにするんです。
上手くいってるように見せかける感じです。
普通に練習して入ればそれはそれで問題ないのですが入らずに中々上手くいかない時は徐々にイージーなボールを送ってあげて上手くいってきているように錯覚させたりします。
私も雇われで教えさせてもらってきましたが、その雇い主から接待レッスンの指示がありました。
来てくれなくなると困るので経営的に考えると正しいのかもしれません。
でも私はそれがイヤで結局自分で始める事にしました。
利益重視にしなくても良いですしね。
こういった話をすると外で成果出なかったらいつかバレるし逆に人が減るんじゃないのかっていう疑問をいだかれる方が多いですが意外にコレってバレないもんなんです。
課題練習をして接待レッスンをして、その時は上達して技術力がアップした気持ちで次の予約もしてもらって帰ってもらいます。
で接待なので芯から技術力がついていないので外では成果は大体出ません。
そして次のレッスンで外で上手くいかなかった話をされます。
ここで接待ってバレるし困るんじゃないかって思われる方が多いようですが、ここからが巧みです(笑)
思い切ってプレーできてたか、力の入れ具合は合っていたか、最終的にはその時の状態を見ていないから分からないけどここでは入っていたからここで練習したとおりに出来てなかったんじゃないかと言ったりして納得させます。
ただこれって実際そういった事もあるので、それを言われたイコール接待レッスンっていう訳ではありません。
実際に有り得る事なので接待レッスンって気づかれにくいんです。
私は結構しっかり問題点などを言って練習しても難しそうな事は諦めるという選択肢も提示したりします。
もちろんレッスンを受ける方の希望に沿いますが相談して話して上達していけるように考えています。
接待レッスンの特徴としては、多球練習やコーチが打たない練習が多いっていうのも特徴であったりします。
正直それって楽ですもんね(笑)
でも実際に打つのって自分が打って帰ってきた球ですから似たような球を出してくれてるとは言えそれは本物ではありません。
もちろん意図があって一部多球練習にするとかは普通に私でもしますが、それが多いと…
あとは指導者の方から積極的に問題提示や何か聞いてきたりしてくれないとかでしょうか…
まぁ何にしても接待かどうかの見極めって難しいんですけどね(^^;)
でも指導者としても上達させようと思っているのなら相手を理解しないと無理なので、そういったコミュニケーションがあるかどうかっていうのがポイントでしょうか。
接待が好きっていう方は問題ないと思いますし私は事前にそういった内容も聞いて相手の趣旨に合わせてさせてもらっています。
みなさんが良い指導者に巡り合えることを願っています。
最近のコメント