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WTT2021中東シリーズ2大会の感想・・・日本女子編

Last Updated on 2021年3月20日 by sakkiy

世界ランキングも動く久しぶりの大会でした。

世界情勢的に集中で2大会開催となってしまいランキングへの影響への意見もありましたが動いていく為には仕方ない事だったと思います。

 

五輪も近付く中、女子はメダル確実と言われているので安定した結果が出るか気になっていました。

個人的な分析と感想や主観が大いに含まれ上から目線の意見もありますのでご注意ください(笑)

※敬称略の場合があります。

 本選不出場選手とダブルスは記載のない選手もあります。

五輪選手

伊藤美誠

久しぶりの大会という事もあってコンデンダーの初戦こそ格下のエーラント選手と3-2と競りましたが最終ゲームは4点で抑えてましたしスターコンデンダーと両大会とも優勝というのは流石な結果で格下に負けない安定力も健在でした。

 

特にコンデンダーの決勝では実力のある早田選手に競り勝ち両大会共に実力ある選手と競っても競り勝っていたのが今まで通りの伊藤選手という感じで非常に安心しました。

中国選手が不出場の中2大会とも優勝が期待されていましたが期待通りの結果も当然良かったのですが内容も良かった大会だったと思います。

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石川佳純

コンデンダーでは同国の実力ある早田選手に敗戦し色々な意見がありましたが正直早田選手はかなり実力のある選手なのでこういった日もあると思うので仕方ないと思います。

ただスターコンデンダーではサマラ選手に0-3と負けてしまい両大会通して不安な結果になってしまったと思います。

 

サマラ選手にも11.9.10とデュース絡みで接戦なのですが石川選手は安定力があって一定以下の選手に対してはしっかり勝利する印象が強かったので驚きました。

コンデンダーではTリーグの試合直後のコンディション調整が難しかったとも考えられるので楽観的に思っていたのですがスターコンデンダーはそうではないので心配です。

 

五輪までに国際大会があれば今大会はたまたま悪かったと言えるような安定力をまた見せてもらいたいです。

団体戦でも平野選手の安定力が不安視される中で石川選手の安定力は非常に重要になって来ると思います。

 

五輪シード争いも第4シードの4枠目は拮抗しているので少し乗り遅れてしまったかもしれません。

シード枠争いのライバルである馮天薇選手はスターコンデンダーで決勝まで進んでますからね・・・

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平野美宇

コンデンダーでは2回戦で于夢雨選手に2-3で惜敗、スターコンデンダーでは3回戦で韓国の新星である申裕斌選手に1-3で敗退と不安の残る結果でした。

負けた両選手ともランク以上の実力のある良い選手であるとは思いますが選手選考でも賛否両論あり選ばれた選手なので結果は非常に重要だと思います。

 

安定力も落ちてきてて格下に負ける事も多くなってきていたので不安だったのですが不安通りの結果になってしまい残念でした。

周りのサポートやメンタルのケアが大事だと思うので五輪本番に良いメンタルで臨める事を期待しています。

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五輪選手以外

早田ひな

コンデンダーでは勝つのが難しい少し格下の選手ばかりの山に入りましたが殆どフルセットで勝利し、格下とは言えませんが全日本王者の石川選手にも3-2で勝利し決勝まで進みスターコンデンダーでも世界ランク1桁の鄭怡静選手に3-1で勝利し馮天薇選手には3-2で惜敗しましたが世界ランク以上の実力をしっかり見せてくれたと思います。

 

勝利した選手を見てもWTTが継続的に開催されるようになったら世界ランクも15位以内にはすぐになりそうですし1桁も充分ありえる期待が出来る選手だと再確認しました。

安定力も流石です!

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木原美悠

コンデンダーでは韓国の新星である申裕斌選手に初戦で勝利しそこからも強豪選手と対戦しながらも準決勝まで進みスターコンデンダーでは初戦で申裕斌選手と再戦しここは敗戦してしまいましたが実力の出せた大会だったと思います。

 

スターコンデンダーで結果が出なかったのは残念でしたが実力が同じくらいの選手と2度対戦し次は対策もされたでしょうし運も悪かったように思います。

木原選手が派遣されたのを納得させるくらいの結果と内容はしっかり出せたと思います。

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大藤沙月

コンデンダーでは予選で2-3で申裕斌選手に惜敗し本選出場はなりませんでしたがスターコンデンダーでは予選を突破し本選でもシャン・シャオナ選手、チャン・リリー選手と格上選手を破り伊藤選手に負けて大会は終了しましたが素晴らしい結果だったと思います!

 

ですが注目されていくと今度は対策もされていくのでWTTが継続的に開催されるようになってからが本当の勝負かもしれません。

今回はスターコンデンダーで結果を残した所も大きいですし悪い所なしだと思います!

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ダブルス

五輪で組む予定の平野美宇・石川佳純ペアの結果がやはり気になる所ではあります。

中国選手が不出場なので2大会とも優勝が期待されていましたがコンデンダーでは期待通り優勝しました。

 

スターコンデンダーでは再戦となった早田ひな・木原美悠ペアに接戦となりながらも勝利し決勝に進みましたが大藤沙月・横井咲桜ペアが接戦して2-3と惜敗した申裕斌・田志希ペアに0-3とストレート負けしてしまったので本番への不安要素が出てしまいました。

 

特に韓国との対戦はダブルスがどういった組合せで来るか予想しにくい所もあっての敗戦で、しかも申裕斌選手はシングルスで平野選手にも勝利しているので韓国は勢いに乗って来るかもしれません。

 

今大会を五輪の韓国戦と想定して結果をそのまま置き換えるとダブルスとシングルス1本は取られていることになり伊藤選手が2本と石川選手のシングルスで1本取らないと勝てないので、そう考えると非常に厳しいですよね。

まだ期間はあるので調整してダブルスも頑張ってもらいたいですが過去に平野美宇・石川佳純ペアは解散している事もあって不安点がやはり払拭されない結果と内容になってしまったように思います。

 

早田ひな・木原美悠ペアも大藤沙月・横井咲桜ペアも悪くなく、このまま組み続ければランキング上位にも乗って来ると思います。

大藤沙月・横井咲桜ペアは陳思羽・鄭先知ペアというダブルスランク上位のペアにも勝利しているので期待大です。

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詳細結果

コンデンダー

スターコンデンダー

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