Last Updated on 2021年1月27日 by sakkiy
廃盤は決定しているので更新はないと思いますし新たなレビューではありませんが一応残しておきたいと思います。
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レビュー詳細は続きから↓
この記事の目次
メーカーからの情報
説明文
『マルチのパワー要素をコントロール』
卓球の3つのパワー要素、スピード、スピン、コントロールのバランスに優れ、その能力をパワーアップした超高性能ラバー『トリプル』。
ドライブ、スマッシュ、カウンター攻撃、ブロック、サーブなどの小技から大技まで、パワーオールラウンドな性能を発揮するマルチパワーなラバー。
高弾性のスピードを加味した『トリプル』のシートに「21スポンジ」を搭載した『トリプル 21 sponge』、ソフトなスポンジを採用し、特に回転のかけやすさが特徴の『トリプル・スピン』、『トリプル』のマルチな性能を引き継ぎ、カット用にシートをソフトに仕上げた『トリプル・スピン チョップスポンジ』
超高性能・粘着性高摩擦裏ソフト
ソフトなスポンジを採用し、特に回転のかけやすさが特徴。
戦型・レベルを問わず、スピード・スピン・コントロールを求めるあらゆる選手のニーズに応える1枚。
指標など
定価：3,740円(税込み)
製造国：日本
スポンジ：厚・薄
硬度：35±3(日本基準)
スピン：10+
スピード：10.0
種類：裏ソフト, 粘着性高摩擦
ラバー色：赤，黒
打つ前の情報
イメージ
回転が掛かるっていうより掛けやすさにも重点を置いてるような説明文に感じました。
確かに使用者は色んな戦型の方がおられる印象もあります。
ただ上級者になって来るとカットマンの方しか使用していないような…
シート
結構テカテカ。
触った感じそこまで硬くなさそう。
スポンジ
クリーム色な感じ。
押した感じは柔らかいです。
使用感
回転
メーカーさんの指標は10+
10+にはちょっと届かないくらいに感じました。
最大値より掛けやすさの方が良いように感じました。
よくある硬い粘着じゃないのでそこの良さを感じました。
スピード
メーカーさんの指標は10
テンション系でもありませんしスピードは数値程は出る感じはしませんでした。
スマッシュで打ってもそこまで出ませんでした。
コントロール
安定度も含めてコントロールは良いです。
テンション系じゃないので暴発もありませんし、しっかり切っても掛けても収まる感じはありました。
粘着ラバーは好みがあると思いますが、粘着はあっても柔らかいので使いやすいと思います。
打球感
柔らかいからか粘着っぽい感じがあまりしませんでした。
素材系のラケットに貼っても感触が残る感じで良かったです。
技術使用感
ドライブ
軽く振っても掛けやすく打ちやすかったです。
ですが粘着で良く言われるようなチャイラバみたいなムラも出ない感じでした。
非テンションの割には掴んだら前に進む感じがあって素材ラケットに貼れば軽く振っても何とか収める事は出来ました。
スマッシュ
意外と打ちにくくない！でもスピードはちょっと辛い…
素材系のラケットに貼ってようやく普通に出る感じでした。
テンション系じゃないですし粘着で掴んでの安定力には期待できないのでしっかり振る必要は感じました。
でもその分ちゃんとした回転のないスマッシュになる感じもあります。
ブロック
弾まなくて相手の威力に負けて吹っ飛ぶ感じはありませんでした。
ちょっと回転の影響の受けにくさもあるのかもしれません。
カウンター
下がって引き合いやカウンターは威力がないので決まりにくく、木材ラケットじゃ思いっきり振っても飛距離が足らずに厳しい事も。
前で振ってカウンターすればまだマシで収まりも良いです。
サーブ
前に飛ばないから出し辛いかもしれません。
ドライブは回転掛ければそこそこ前に進みましたがツッツキもそうですがサーブだとそこまで進む感じにならないので慣れが必要かもしれません。
スピード系のサーブもスピードはやはり出ない感じです。
台上
フリック
スピードが辛いですし、しっかり振らないと前に進まないので軽くフリックは返球する事も難しく感じました。
弾くフリックまで打てればそこまで問題ありませんが…
中途半端に誤魔化すフリックするくらいならツッツキの方が良さそうです。
ツッツキ
切ったり切らなかったりのコントロールがしやすく良かったです。
遊びでカットでも使用しましたが、切る切らないは意図してしっかり出来て良かったです。
チキータ
難しいと思ってましたが柔らかいのと粘着で意外と良かったです。
ブチ切れを持ち上げるのはやはりシンドイですが回転の把握が微妙な時の誤魔化しチキータも悪くなかったです。
用具相性
カーボン入りなどの素材ラケットでそれなりに弾むラケットには合うというか、それだとそこそこまともに使えます。
スピードも最低限は出るようになりますし下がっても返球するのは何とかなりました。
オススメ
使い方
回転の変化を付けやすいのでツッツキやカットには向いてそうです。
普通にバックに貼るのも弾みさえ何とかなる方だったら意外と有りかもしれません。
スピードは出ないのでガンガン打つには向てません。
戦型・戦術
やはりカットマンにはオススメです。
回転量のコントロールがしやすくて切らない事も出来るのは魅力に感じました。
回転の変化を付けたりしてチャンスを作って強打するタイプも素材系に貼ればスピードもマシなので良いかもしれません。
使用者レベル
意外と中級者の方だったら上級者手前くらいの幅広い方までカットマンじゃなくても選択肢に入るかもしれません。
ただ上級者になるとやはりカットマンの方向けになりそうです。
上級者の方でも粘着入門にも使えるかもしれません。
クセのある粘着じゃないので、この粘着で違和感を感じたらチャイラバとかクセのある粘着は厳しいでしょうからね(^^;)
寿命
粘着保護シートでの粘着復活を有りで考えたら長く使えます。
本当に表面がボロボロになるまでいけそうです(笑)
粘着復活なしで考えると長くは持ちません。
総合評価
良い部分
粘着ラバーっぽくない所はメリットに感じました。
扱いやすくて思ったより幅広い方が使えそうな感じがしました。
悪い部分
カットマンじゃなければ素材系に貼って何とかっていう感じ。
回転はともかくスピードがとにかく厳しい…
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