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VJ>07 Stiff(スティフ):VICTAS

Last Updated on 2022年10月18日 by sakkiy

ヴィクタスさんの07シリーズの中硬度のスティフのレビューです。

卓球 ラバー 初心者 中級者 上級者 卓球ラバー VICTAS ヴィクタス VJ>07 Stiff aoa0040 ネコポス便送料無料

価格:3,234円
(2022/10/4 20:59時点)

レビュー詳細は続きから↓

メーカーからの情報 

説明文

ドライブ主戦型プレイヤーに最適なラバー

ドライブを得意とするプレイヤーに合う、「スピン」と「コントロール」を両立させた競技志向のラバー。
ドライブ主戦型プレイヤーに最適なスピン系ラバー。
回転性能を高めているが硬度を45度にし、使いやすさと安定感の ある仕上がり。
さらに回転量や威力がほしい選手は「V>15シリーズ」にステップアップ!

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指標など

弧線の高さ:6.5
スピード:8.8
ドライブの精度:7.5
シートの強さ:6.7
反発:8.8

硬度:45±3
スポンジ厚:1.8・2.0・MAX
ラバー色:赤・黒

ラバー種類:スピン系テンション裏ソフト
製造国:日本
価格:4,620円(税込み)

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打つ前の情報 

イメージ

リンバーを打った事があるのでリンバーよりドライブの威力が出れば良いけど日本製でクセが心配・・・
パワーさえあればリンバーの上位互換になれ良いなぁという試打前の願望ですね(笑)

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シート

粒形状は真っすぐでちょっと低めに感じます。
少し詰まり気味に粒が配置されてるように見えます。

シートの分厚くなく気持ち少し薄めに見えるかもっていう感じがしましたが粒が低くてそう見えるだけかもしれません。

触った感じは食いつかなさそうというか引っ掛かりがそこまでなさそうというか…
サラサラしてるとまでは言いませんが、ちょっと独特な感じはします。

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スポンジ

濃いオレンジ色です。
気泡は細かいです。

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使用感 

回転

最大値的には普通です。
可もなく不可もなくっていう感じですが掛けやすさもそこまで感じませんでした。

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スピード

メーカー指標:8.8

普通くらいなので指標よりは低めに感じました。
指標は10がMAXなので7くらいでも良い感じがします。

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コントロール

メーカー指標:8.8(反発)

反発力がありそうでコントロールが悪そうと感じるかもしれませんが実際に打ってみるとそこまでの数値の反発力は感じませんでした。
なのでコントロールも悪くなく力をかけても吹っ飛ぶ感じもありませんでした。

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打球感

普通に中硬度っていう感じで試打前に懸念していたクセはそこまで感じませんでした。
ただシートに食い込む感じがないので最近主流のドイツ系と比べると硬く感じるかもしれません。

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技術使用感 

ドライブ

ループドライブがかなり良くて回転量はそこまで強くなくても弾道やコースのコントロールが非常にしやすかったです。
深めに高めや浅めに低めなど展開は勿論ループでミスを誘う事もしやすかったです。

ただスピードドライブがしっかり振って普通程度で軽打や脱力だと入るのは入るけど食い込みがないからか少し心配になる打球感で入っても物足りない感じがしました。

軽打や脱力だと回転で入っているっていうよりは弾みで入っているだけっていう感じなのでそう感じるのかもしれません。
ただ何にしてもシートを触った時の試打前よりは引っ掛かりあり入れるだけって考えるとメーカー指標に納得感はありました。

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スマッシュ

スピードは普通程度でしっかり打てばそこそこのスピードでした。
ただ角度打ちは軽打だと食い込みがなく弾まないからか全然前に飛んでくれずネットミスばかりでした。

しっかり強打も面がシビアで更に自分で弾く力がちゃんとないと無理な感じです。
普通の上回転のようなチャンスボールに対しても、しっかり弾く力と腕がないと難しくラバーが助けてくれる感じはありませんでした。

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ブロック

当てるだけだと飛んでいかずに逆にネットミスがあるくらいでした。
慣れたら普通に入れれるようになりましたがミスしても弾まず抑えれてのネットミスなので全然悪くないです。

変化を入れる系のブロックはオーバーしない割にはそこまでしやすいっていう感じが意外となく普通でした。

カウンター

下がっての引き合いはまぁまぁ良くて相手のボールに負けない感じがありました。
メーカー指標のシートの強さは6.7と低めでしたが全然悪くなかったです。

ただスピードがぶっ飛んで出たり結構振っても凄い回転になる訳でもないのでミスは少ないけど相手がもっと振ってきた場合は徐々に押されていく感じはあるかもしれません。

弾いて打ち返すのはスマッシュと同様になりますがシビアでした。
飛距離的には問題ないのですが収めるのがやはり難しいですしコースも狙いにくいので効果的には使えない感じです。

前でカウンターする時は相手の威力を利用するより自分から少し行った方が威力だけの問題じゃなく安定力的にも良かったです。
ブロックと同様で飛んでいかないからっていうのがあるのかもしれません。

完全に自分で振りに行くより相手に威力も少し利用しつつ少し自分の力を入れるくらいが一番安定感がありました。
なので前では充分に使えると思いますが下がっちゃうと凌ぎに近くなってしまう感じがしました。

サーブ

出しにくさっていうより切りにくさを凄い感じました。
普段使っているラバーがドイツ系が多くてシート感が違うからかもしれませんが、しっかり切ってもそこまでの回転が掛からない感じがしました。

ただ切れはしないけど短いサーブが出しやすくてシートが食い込むラバーだと伸びたり浮いたりしやすかったりっていうのがあったりしますが、そういった事がなくしっかり狙った所に短く低く出せる感じはありました。

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台上

フリック

軽いナックルフリックはしにくいです。
スマッシュに近い弾く速いフリックは安定力は落ちますがスピード感は良かったです。

回転系は当然安定はするのですがスピード感もそこそこ出て悪くないように感じました。
ただ軽く振って掛かってくれる訳じゃないので掛ける技術は必要だと思います。

ツッツキ

全体的に普通ですが食い込みがないので浮く感はありませんでした。
ただストップが普段食い込みありの感覚でしてるからか少ししにくかったです。

チキータ

横だけ取って何となく入れる誤魔化しチキータみたいなのは入るけど持ってるんじゃなく弾みでなんとなく収まってるような感じがして棒球に近いと思います。

ですが回転を入れて変化を出したりするのはかなり良くて食い込みすぎないのである程度力を入れてもミスもなくしっかり回転を入れて変化を出す事が出来ました。

スピード系もそこそこのスピード感と回転もあって悪くなかったです。
しっかり行くのは全体的に良いっていう感じでした。

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オススメ 

使い方

とにかく回転系の技術で使いたいので、その他の技術は極端な話使わないくらいの感じでいきたいです。
回転系技術でないとこのラバーにする意味がないくらいです。

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戦型・戦術

回転系で使うとは言ってもスピードドライブでゴリゴリ押すっていうよりはループや台上での回転系で変化やコース取りで展開を作ったりミスを誘ったりする戦術に向いてると思います。

戦型的には一般的なドライブマンっていう感じではない方に良いと思います。
フォアだとループ指向でバックだと台上チキータ最優先っていう感じでしょうか。

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使用者レベル

回転を掛けれる事が前提なので中級者以上の方でないと使いこなせないと思います。
更にそこそこ振れないとこのラバーの意味もないので中級者でも真ん中より上の方くらいの方から選択肢に入って来るかなぁと思います。

ただ上級者になっていくと、それはそれで物足りなく感じてしまうと思うので使用者レベル的には割と限定されてるかと思います。

用具相性

スピードを補うのにカーボンなど素材入りのラケットと考える方もおられそうですが、そうするとこのラバーの良さも活きてこないと思います。
確かにスピードは補えますが、そうするなら他のもっと持つけどスピードがないラバーなどで使った方が良いと思います。

このラバーの特徴を活かすなら木材で持ちすぎてスピードが出ないラケットは避けたいですが、そうじゃない木材なら何でもお好みで合わせて貰えると思います。

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男女差                      

男性

オススメにあるようなタイプだったら誰でも使ってもらえると思います。

女性

フォアで使うのは回転を掛けれる技術が必須ではあるのですが中硬度なのでパワーもある程度必要で更には展開を作ってもスマッシュが打ちにくいので、あまり女性に多い卓球スタイルには向いてないと思います。

バックで使うなら台上で回転を掛けていってっていう使い方はアリはアリですがツッツキもそこまで特段良い訳じゃないので全体的にあまりオススメはしない感じです。

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総合評価                     

良い部分

回転技術のコントロールが良く特に台上は力加減の許容範囲が広くて安定力あって回転変化を付けれる所。

悪い部分

回転系技術以外での使い方が出来ないといっても過言じゃないくらいで使うには技術力や少しパワーも必要で使える範囲も限られている所。

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レビュー動画                   

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