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東京オリンピック男子団体の感想

Last Updated on 2021年8月22日 by sakkiy

先日終了した東京五輪の男子シングルスの感想です。
動画では前半に結果を後半に振り返り感想をお話ししています。

結果だけ文字や画像で確認したい場合は先日記事をご覧ください。
私の独断と偏見だらけの感想文章をご覧いただける場合は動画下の続きからご覧くださいませ。

※敬称略の場合がございます。

決勝について

中国とドイツの対戦になりましたがドイツの勝ち筋的にはフランチスカは恐らくシングルで勝てる可能性はほぼないのとダブルスも厳しいと思うのでオフチャロフが2本取らないとっていう厳しい状況だったと思います。

オフチャロフは樊振東に対して3-2と善戦するものの最後の2セットは5点3点とセットリードから逆転負けしており、ここで勝敗が決したと思います。
ドイツもあと1選手、オフチャロフかボルのクラスの選手がいたら…

フランチスカも伸びては来たと思いますが、この2選手との差はやはりあると思うので団体戦は厳しいと思いました。
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準決勝について

中国VS韓国

鄭栄植が一番何かやってくれそうな気がしていたのでシングル2本出ないかなぁと期待していましたが組み替えなくダブルスからの出場となりました。
もうオーダーの時点で正直韓国の勝ちはないと思いました(^^;)

張禹珍も爆発力のある選手なのでワンチャンはあるかもなのですが今大会はあまり良くなさそうだったので…
恐らくダブルスの練習もあるので大会前から決めてたのだとは思いますが勝負に出てほしかった…

まぁ私みたいに勝負に出る監督は少ないですけどね(笑)

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日本VSドイツ

正直日本がボロ負けすると思っていました(笑)
ダブルスを取っていたら勝利でしたしダブルスもフルセットでしたから、ここまで善戦するとは全く思ってませんでした(笑)

ただ最終的には3-2と競っているように見えるのですが2本は張本シングルの2本だけなんですよね…
内容は惜しかったのですが結果的にはやはりダブルスを取らないと厳しいというにがそのまま出ましたね。

やはり勝ちにいくならダブルスを崩してほしかったのと結果論にはなりますが丹羽も調子は上がっていたのでオフチャロフ以外ならワンチャンあったかもしれません。
特にフランチスカには誰が出ても勝てる見込みがあったのでダブルスは崩して勝負に出てほしかった…

まぁ勝負に出るオーダーをする監督は殆どいませんからね(^^;)
予想外の内容でしたが予想通りの結果という感じでした。

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3位決定戦について

準決勝の左左ダブルスが良かったのでオーダーが見どころと思っていましたが、ここは左左ダブルスで来ました。
ですがこのダブルスの勝利が大きかったので、ここは監督の判断は良かったと思います。

ダブルス取ればほぼ勝てるみたいな状況だったと思うので、張本を残してダブルスを取れたのは非常に大きかったと思います。
韓国がダブルス組み替えて鄭栄植がシングル2回に出てこなかったのも良かったです。

日本にとってほぼ理想的な展開だったと思いますし安心して観ていられました。
ですがダブルスを落としていたらどうなっていたか分かりません。

結果だけ見たらダブルス落としても最後の張本がまぁ勝つから余裕っていうふうに映るかもしれませんがダブルスを取ったから水谷がシングルでも勝てたっていうのが私はあるのではと思います。

次の張本はほぼ負ける事がないし落としても最悪大丈夫っていう安心感もあってのシングルのプレーだったと思うので、やはりダブルスは何にしても大きかったと思います。
逆に相手からしたら諦めは言い過ぎかもですが次に繋いでも厳しいっていう気持ちはあったかもしれません。

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日本について総評

スウェーデン戦は少し山だと思っていましたが丹羽選手がファルク選手に勝ってくれたのがデカかった…
水谷選手をファルク選手に当てに行ったのですが5ゲームマッチの難しさで負けた感じがしたので丹羽選手もヤバイと思っていました。

ダブルスを崩してのオーダーだったので色んな意図や意味があってだったと思いますしプレッシャーはあったと思うのですが丹羽選手が本当にキー選手として頑張ってくれました!
水谷選手からのアドバイスもあったかもですが、それでも丹羽選手は良かったと思います!

ドイツ戦でも思いのほかと言ったら失礼ですが、ダブルスからボコボコにやられると思っていて2セット目まではスコられてる感じはありましたが、そこから巻き返して競って惜しくも負けましたが、このダブルスの試合が良かったのが3位にも繋がったと思います。

ただドイツ戦を勝ちに行くならダブルスは組み替えてほしかった…
思いのほか競りはしましたがダブルス勝たないとほぼ勝ち筋はなかったですからね…

内容的には良い意味で予想外な部分はありましたが結果的には残念な方の予想通りでした(泣)
次の韓国戦は逆にダブルス取ればほぼ勝てる状態だったのですが左左ダブルスのままのオーダー…

張禹珍に対して水谷も張本も勝利したのも大きかったけど3-1とはいえ余裕のない何があってもおかしくない試合でした。
結果論ですが韓国がダブルス組み替えて鄭栄植がシングル2回に出てこなかったのも良かった!

正直、張禹珍でも張本以外はまぁ負けるだろうと思っていたのですが、ここも良い意味の予想外でしかもそれが結果に結びつきましたね!
水谷選手で始まり水谷選手で終わったので結果的には非常に良い五輪だったと思います。

みんなで最後水谷選手の所に集まっていたのはちょっと感動的でした。
左左のダブルスや丹羽選手のコンディションなど不安要素いっぱいでしたが結果も悪くなく記録だけじゃなく記憶にも残る大会だったと思います。

特に丹羽選手に対しては結構不安な声も大きく本番に向けてどれくらい合わせて来れるか、そもそも合わせられないんじゃないかっていう声も多く私もかなり不安だったのですが丹羽選手の調整力も凄かったと思います。

影のMVPは丹羽選手です(笑)

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